【社畜の一日】業務量多すぎワロタ オレ氏いよいよ潰れる5秒前

2016年3月20日。

広島県
繁華街の中心部
某コールセンター

そこで働く「社員Rさん」の1日をご紹介しよう

・なんなんこの朝礼?

彼の出社時刻は、8時35分から40分のあいだ

「おはようございまーす」

すでに席に付いている十数人のスタッフに挨拶をする
その後すぐに自分の席のパソコンに電源を入れる

パソコンが起動するわずかな手待ち時間で
彼は引き継ぎノートに目を通した

そして8時45分。

「そんじゃ、朝礼しましょう!」

席についていたひとたちが
ぞろぞろと立ち上がり、
ひときわ大きなホワイトボードの前に集まった。

「ばたんっ!」と
ギリギリで朝礼に飛び込んできたスタッフもいた

彼は構わず続けた

「おはようございます!3月20日の朝礼を始めます」

そうして、スタッフ全員に
連絡事項を伝えた。

「・・・と、いうことがありました。詳しくは周知用ファイルを見といてください」

みんな、黙って彼の話を聞いていた

「では最後に復唱お願いします。”私たちはお客様の気持ちをいちばんに考えます”」

スタッフ全員が唱和を重ねるなか、彼は思った。

「この朝礼の意味がわからない」と。

「各自で”共有フォルダの周知ファイル”見ればいーじゃん」と。

なぜ、業務開始の15分前に集まらせるのか。

なぜ、これだけの人数を朝礼に動員しておきながら
会社は給料を払わないのだ、と。

なぜ、このひとたちはそれに対し文句を言わないのか、と。

悪しき慣行だ。

近々かならずこの朝礼を潰すと心に誓った。
それが叶ったのは、もうすこし後のことだった。

・この業界、ひと足らないんじゃないの?

「今日の欠勤は二人かぁー・・・」

彼とその同僚である女性は苦笑していた。
電話を取るスタッフが18名中、2名欠員しているのだ。

「どうします?いきなりリーダーに受電体制お願いしときますか?」
「うん、そうしよ」

欠勤はべつに珍しいことではない。
珍しいことではないのだけれど、
現場としてはそのフォローに追われる。

苦笑いのひとつも出るというものだった。

「じゃ、リーダーに着信権限つけときますね」

ここのコールセンターはインバウンド。
つまり受電業務。

こちらからお客さまへ電話営業などを行う
「架電業務」なら、スタッフが少ないぶん
電話量を調整することもできるかもしれない

だがいっぽうの「受電業務」は
毎日かならず一定量の入電がある。

着信数それ自体にも上下のブレはある。
あるが前月比、前年比という蓄積データがあるから
入電量に見合ったスタッフを配置する。

そのギリギリの人数が今日3月20日は
早番、遅番含めて
受電スタッフ18名、リーダー5名という人員だったのだ。

するとあなたはこう思うかもしれない。

「なら欠員も見込んでスタッフを多めに配置しとけばいいじゃん」と。

それに対する彼の答えはこうだ。

「んなもん、できるならとっくにしとるわー!」

人手不足問題。
なにもこのコールセンターに限った話ではない。

そしてこのコールセンターも例にもれず
「○○%の着信応答率を確保できるギリギリ」
でしかスタッフを配置していないのである!

では
受電スタッフの管理、サポートをおこなう
彼ら「リーダー」が受電体制を敷いた場合、
どうなるか。

そう、
リーダーの業務がそっくりそのまま、滞るのだ!

リーダーは、電話を取るほど
残業時間が増していった。

・足らぬ足らぬは工夫が足らぬ?……なわけあるかぁ?

そうやってリーダーが電話ばかり取っていると
後回し後回しにしていたシフト表の作成も
いずれは〆切がやってくる

「あー、いまからシフトを作らなきゃいけないのか」

時刻は19時半。

「うちもシフト作成ソフト導入したらええのに」

帰ったらシフト作成支援パッケージが
いくらするのか見てみよう、と考えながら
彼は【シフト表2016.xls】を開いた。

時刻は23時。

耳の奥からゴオーという音が聞こえる。
おそらく高くなった血圧の音が聞こえてるんだな、
と彼は鈍くなった頭で考えた。

朝から働き詰めなのだ
身体が全身で疲れを表現しているのがよくわかる。

「はあ、疲れた。明日ダブルチェックしてもらって終わり!」

毎日の着信予測とスタッフの出勤数を
勘案して作ったシフト表。

コールセンターも家電量販店も
携帯ショップも居酒屋も
みんな等しくこのシフト作成をやっている。

ノウハウは転がっているはずなのだ、
こんなに時間をかける必要が本当にあるのかは
・・・わからない。

「たしかにここは改善しようと思えばできるんかな。けど・・・」

スタッフが欠員しないような工夫、
スタッフが欠員しても大丈夫なマンパワー、
あるいはリーダーの増員

選択肢は、いろいろある

足らないのは自分の工夫か?時間か?
上とのコミュニケーションか?わからない。

彼は眠たい目をしながら
パソコンの電源とルーム照明を落とした。

社員Rさんの一日 終わり

・ワークシェアリングしたい。それくらいで「ちょうどいい」

一日8時間も!10時間も!12時間も!
週5日も!働きたくねぇぇぇぇんだよ!

ほんと一回社員になったらどんだけ拘束する気?
そういう縛りプレイ、ほんといらんから

かと思えば一日5時間の仕事を探したら
時給850円とかさ?

どんだけ人間を買い叩こうっていうの?
両者の差が激しすぎるんだよっ

新しい働きかた、ほんと出てきてほしいわ
正社員の仕事を二等分させてくれたら

オレも働く意欲すこしは沸くのになー(チラッチラ)

会社は二人雇うよりも
一人に残業代払ったほうが
人件費よほど安くつくから
定着はまだ先だろうけどね・・・

・(おわりに)「ワークしなing」っていう手もあるけどね

ときは飛んで2017年10月。
オレは無職してますっ!

ワークシェアリングならぬ、ワークしなイング!

「どやって生活してるの?貯金切り崩し?」

そうだね社畜生活でためた貯金を使うのも
大いにアリだけど、
幸運ながら貯金も株も切り崩してはいないよ

「失業給付金」を使ってるからねっ。

「なんや、失業給付金て。おれも貰えるんかい?」

もちろん、かんたんな条件に当てはまれば
貰える給付金ですとも。

詳しくは当ブログで語り続けるので引き続き閲覧を
よろしくお願いしますね。
愛してるよ★


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わたなべりょうへい

貯金はぜんぶ仮想通貨になりました。 2018年で資産500万円→資産1億円を達成するはずでしたが-200万円で決着しました。相場が悪すぎた。 2019年で優良案件を「ネット上」ではなく「人と会って」見つけ続けます。それで将来のお金の心配を無くします。だからあなたもLINE@登録をよろしくね!→LINE@に登録する