あなたには、感銘を受けた一言や、忘れられない一言、っていうのはありますか?
それは誰から聞かされたものですか?身内や、周りのひとや、大学の教授や、はたまたTwitter上の人物……などですか?いろいろあると思います。
特に今回この記事で紹介したいのは、ほかでもない「わたしの嫁さん」に関わる人たちから出た一言です。
結婚してから誰といちばん長く暮らしてるかって、相方である嫁さんだよね。
その嫁さんを通じて教えてもらった言葉の数々は、たびたび自分が考えも及ばないことで、感心することがありました。聞いた瞬間ハッと目が開くような、そんな感覚。
あなたからもきっと同意をもらえるに違いないキーワードベスト3であること請け合いなので、ぜひ見てみてください。
コンテンツ
・感銘を受けた名言、ベスト3
第3位
【昔の悩みって、いま思い出すとなんてしょぼい事だったんだろって思う】──嫁
人生っていうのは選択の連続だよね。
「どっちがええのん?究極の選択や……」なんて頭を抱えたり「ここを間違えると大変なことになるぞ。取り返しのつかないことになるぞ」なんておびえながら悩み続ける。
自分はいま人生の岐路に立っている。考え出すと食事も喉を通らなくなり、プライベートや仕事さえおぼつかなくなる。
一般的な話で言えば
「高級品を買うか否か」や「どこへ進学するべきか」といった問題。
自分のケースを引き合いに出すと
「仕事を続けるか辞めるか」や「このまま離婚するかしないか」など。
なるほどここで進路を間違えたら後悔しそうだ。
だけど安心してほしい。
その悩みは、あなたが悩もうが、悩むまいが、自然と解決します。
あとになってわかるけど、それって案外ささいなことなんです。
どーでもいいって思えるスパンが1ヶ月後か、1年後か数年後かはわからないよ。だけどそのときになって振り返ってみてほしい。「なんであんなことでウダウダ悩んでたんだろ?」と思うことがいっぱいあるはず。
それに、得てしてこういった悩み(究極の選択などと思い込むことからして勘違い)はどちらを選んでも正解だった、なんていうのがオチです。
少しかっこよくいうなら「未来の自分からいまの自分へ、手を差し伸べてやる」のだ。
<やあ元気?未来のぼくだけど。その悩みさ、実はすっげーどうでもいいことなんだ>とね。
あなたが決断をしなければならないとき、この言葉を思い出してみて下さい。
【昔の悩みって、いま思い出すとなんてしょぼい事だったんだろって思う】
気持ちがすこし、軽くなりますよ。
一言コメント:嫁さんの大ざっぱな性格を表した名言でした。
第2位
【10年後に言い出すよりよかったんじゃない?】──嫁の妹
ときは2016年の春ごろ。ふつーの会社員である自分はある日いきなり「仕事つらい!辞めたい!」とわめき出した。←幼児がダダをこねる感じを想像してください。その絵面どおりです。かなりイタい。
嫁さんはこの<仕事やめたい事件>に関して、周囲にいろいろと相談をしていたそうなのだが、その中で嫁さんの妹が放った言葉が上記だ、と教えてもらった。より詳しく言うと、たしかこんな感じ。
「仕事辞めたいっていう話がいま出てきてよかったんじゃない?10年後(40歳)に言ってたらヤバいけど、いまなら二人とも若いんだし何したって生きていけるじゃん。あー私もそうやって何にも縛られず自由に生きたいなあー」
……という羨望<うらやましさ>も含んでいたとか。
しかしなかなか、おっしゃる通り。
物事をはじめるに遅いはないというけれど「決断が早かったから損」ってなかなか聞いたことない。※投資などの世界をのぞく
例えるなら
息子が突如「おれ音楽で食っていく」と言い出したときのアレと似てますね。っていうか完全に一緒だこれ。
息子(18歳)「おれ音楽で食っていく!」→まだわかる。
息子(30歳)「おれ音楽で食っていく!」→なにか算段あるの?
息子(40歳)「おれ音楽で食っていく!」→ふぁ?!現実見えてる?!
……結果、早いうちに会社を退職することを決めました。
一言コメント:退職の後押しをしてくれた強力な名言でした。ホント。
・第1位
【今がいちばん若い】──知り合いのアパレル店員
驚愕の真実 → きょうの自分は、これからの人生でいちばん若い
・嫁さんの好きな服のひとつにベイビーザスターズシャインブライトっていうファッションブランドがあるんだけど(長いよ)、これがまたコッテコテの元祖ロリータ・ファッションなんだ。イメージとしては不思議の国のアリスに出てくるようなファッションね。
3万円前後と値の張るワンピースを購入するかどうか迷っている嫁さんに対し、店員さんはグイグイ背中を後押ししてくる。そのときの、とても仲のいい店員さんの殺し文句がこれ。
「○○さん、あなた、いまが一番若いんですよっ!(いま着なくていつ着るんですか!)」
セールストークの最終兵器(リーサルウェポン)。
このフレーズをはなつ人物・状況によっていくらでも受け取り方や解釈が変わってしまう、まさに悪魔のフレーズだ。
・「そうだ、いまが一番若いんだからいま始めなきゃダメなんだ!→だからスポーツ始めよう!」と鼓舞される人もいれば
・「そうだ、いまが一番若いんだからいまを楽しまなきゃ!→だから可愛い服は遠慮せず買おう!」と奈落の底へおちていく者もいるでしょう。
※しかしこういう人が後にファッションモデルになったりするんだから人生は分からんね!
今がいちばん若い
このフレーズを肯定的に受け止めれば、とんでもないモチベーションになります。
自分はただでさえ愚鈍でノロマな性格をしているので、その効果はなおさら。
この前なんかもスーパーへ行こうと思ったのにベッドが心地よすぎて二度寝、三度寝から抜け出せず、けっきょく起きたのはスーパーの閉店後……っていう人生の浪費をしました。
「いまが一番若いのだから」はものごとを始める動機としては素晴らしく正当性があり&身体が突き動かされるフレーズです。堂々の名言・第1位で間違いないでしょう。
一言コメント:っていうか、これ言っちゃったらだいたいなんでも正当化されるよね?
・おわりに
いかがだったでしょうか?あなたに合う名言はありましたか?
個人的に頭を鉄板で叩かれるほど衝撃だったキーワードはやはり「いまが一番若い」でしたね。考えてみれば当然のことなのに、この事実を見ないフリしている人は多そうです。かくいう自分もそうなんですから。
自分の人生です。嘘つかずに、正直に生きましょう!

わたなべりょうへい

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