キミはいま、いくつ?
15歳?18歳?23歳かな? 自分と同じ29歳かもしれないし、もっと年上かもしれない。
なにか、人生に閉塞感はないだろうか?
日々なんとなく学校に行ってる。会社に行ってる。大きな不満はない。
交友関係も1年前と特に変わってない。下手すると3年前と大差ない……なんてことも。
退屈ってワケでもないしやりたいこともやれてると思う。だけど、ただ歳を重ねてると言われればそうなのかもしれない。
現状維持も悪くないけど、マンネリをすこしは打破しようとしてみた。異業種交流会や、気まぐれで婚活パーティにでも出たこともある……だけどいまいちピンと来ない。
なーんて話にどこか引っかかりや共感を覚えてもらえるなら、幸いだ。
“もしもきみが実家暮らしだったなら”という限定的な話になってしまうのだが、そんな行き詰まり(息詰まり)を打破する最高の方法がある。
それがひとり暮らしだ。
コンテンツ
・やってる人はやっている「ひとり暮らし」
「なんだよ、わざわざ言うほどのことでも……」と戻るボタンを押してしまう?
それとも「いやもうひとり暮らししてるし」と閉じるボタンを押すかな?
だがちょっと待ってほしい。
親元ぐらし歴22年だった自分が記事にしたくなる程度には人生変わったよ。
(じぶんは大学卒業まで実家、その後ひとり暮らし5年、結婚暮らし3年を経験)
この記事をひと通り読むことにより、新たな発見があるかもしれないよ。自分の経験もおおいに盛り込んでいるから、得られるものがあるかも。
では前置きはここまで。
※以下の内容は自分の家庭環境を基準にしてます。
・ひとりぐらしのすすめ!良かったことを挙げる
・単純な開放感
まず第一に挙げたいのがコレだよね。
親元から離れるって理屈抜きにサイコー!です。
親の目が無いというだけで、どうしてこれほどにも身体が軽いのか。
きっといままで自分の生活行動や一挙手一投足を見られていたところから来てるのかなぁ……。家庭環境によりさまざまだけど、基本的に過保護な家庭ほどこの開放感はあるはず。
自分の親はべつに過干渉でもなかったけど、それでも「この服洗うんか?帰りは何時や?そんな夜更かしして明日7時に起きれるんか?」などイチイチ聞いてきましたからね。
いや、もちろん洗濯機を回すから・ご飯を作るかどうか必要だから聞いてくるのは当然なんだけどさ。そういうのも含めて”干渉”ですからね。
・すべては自分の気持ちのままに
ひとり暮らしでは基本的に親の決定は無くて、自分の決定がすべてです。良くも悪くもね。
細かいところで言うとたとえば……そうだね「洗濯洗剤・柔軟剤」
いまひとり暮らししてるキミ。
その柔軟剤は、ひとり暮らしする際に持たせてもらった「実家と同じブランド」だったりしないかな?
もしそうだとしたら、その柔軟剤が切れたら、今度はあえて違うやつを買うんだ。
お値段のワンランク高い、いい柔軟剤を使ってみてもいいぞ。
商品を、自分で選び取るんだよ。ほかの誰でもないキミがね。
するとどうだろう。新たな発見があるかもしれない。
「高いのを使うと明らかに衣服がふわふわになった。ファッションに自信がついた」・「ああ、我が家の匂いってここから来てたんだ!」とかね。
同じように普段使う食器を、スプーンを、お風呂用スポンジを、枕カバーを、蛇口につける浄水器を、タオルの柄を、あれもこれも「自分」で選ぶんだ。ベッド、カーテンなどの大物家具だって同じさ。
その経験は楽しいことも多いし、なによりかならず自信につながると、断言するよ。
そう、自信が付くことばかりだ
すべては自分の思うままだ。
シャツのアイロンも掛けるし、夜ご飯だって作る。
ちょっとやる気を出せば、自前で弁当だって作れるよ。
するとあら不思議。
憂鬱気味で閉塞感ただよっていたはずの生活に、徐々にすがすがしい光が差し込み、ウキウキ・ワクワクしたものに変わってきます!
・配信とかしても気が散らない
ツイキャス、ニコニコ生放送。
キミも配信系をやってる人かな?自分も大学のころはよくしてました。
ただ、ニコ生で自室の廊下を家族が通るとよく黙り込んでいたんだよね。恥ずかしいからさ。
「ひとりで喋って、なにしとるん?」といった気まずさのアレですよ。
その点、ひとり暮らしではなんと!!いわゆる親フラの心配をする必要がないのです!!
これはデカイ。配信してる側にとっては真面目にデカイ。
配信やったこと人も、これを機にやってみるのもいいかもしれないね。
すこしでも興味があるなら、すぐに取り掛かろう。
「こえ部」っていう配信ではない声のアップロードするだけっていうのもあるよ。お題が豊富でいいね。
・異性を連れ込める
これは大事すぎる。
健全な男女諸君であればどんなに大切な要素か、多くを語る必要はないよね?
間接照明づくり、がんばれ!!
親というのは想像以上におせっかい焼きなものだ
お母さんってさ……
晩ご飯は自動で出てくるしおかずのリクエストには応えてくれるし
出かけるといっても迎えは必要か聞くし
寝坊しそうなら起こしにくるし(ちゃんとギリギリで起きるつもりだった!)
リビングのおやつが無くなっていたらいつの間にか補充されている!
親はまったく悪気なく自主性を摘み取り
親はまったく意識せず自分らしさを損なわせる。
さあ、飛び出そう。
親の庇護から。
それでも渋るキミへ
「家事なんて面倒そう」だって?
上記をやったことがないのだったら、すぐにやってみるのがいい。
分は皿洗いをのぞいて面倒だなんて一度も思わなかった。やってみると意外と楽しいものだ。
将来的には仕事じゃなくて主夫として家事全般をやってもいいなあとすら思うくらいには辛くなく、楽しいと思える。もっとも、ひとり暮らしだからこその作業量なのかもしれないが……。
それに、ここがひとり暮らしの面白いところでもあるが、わずらわしいと思うことは徹底的に手を抜けばいいのだ。
逆に手を抜く楽をすることで見えてくることだってある。
自分の場合
・料理はしたい、でも長い時間を掛けたくないので「焼く/煮る/炒める」といった1手順で完成する料理を追求したところ、圧力鍋がさいきょーの相棒になった。
→[後日アップ]圧力鍋買ったら自炊人生変わった
・洗濯物をたたむのが面倒だったけど、ハンガーに掛けたままでも全然OKだった。
・お皿の食器洗剤をよく洗い流すのが面倒だった。だから試しにサッと水で泡を流すだけにしてみたが案外平気だった。洗剤の味とかも特にしなかった。(←自己責任だよ)
……など。
・「ムダな生活コストが掛かるよぉ」だって?
ムダじゃない。ぜんっぜんムダじゃない。
29の若輩者が講釈を垂れるのもあれだけど、若いときは貯金なんて必要ないよ。
正確には、働かずに半年1年暮らせるだけの蓄えがあれば充分ではないか。
金額でざっくり言うと100万円あれば間違いないし、50万円あればそれでもいいと思うよ。そして万が一職を失っても実家に頼れる状況であれば、その50万すら必要ないとあえて言いたい。
ひとり暮らしで得られる自負 > 実家ぐらしで貯まるカネ
というわけだ。
・一人暮らしをする最高のタイミングとは
大学入学
タイミングとしてはとてもいいのではないかと。ただし人によっては「時期尚早すぎる」場合もあるかもね。
社会人なりたて、新卒
自分はこのパターン。バランス取れてる。攻守最強。
転職、第二新卒、その他
タイミングさえあればひとり暮らしへの転身を考えよう。前向きに検討しよう。むしろひとり暮らしする前提で動こう。何らかのタイミングさえあればすぐにでもひとり暮らししちゃってほしいと思う。
別にタイミングが無くてもしてもいいよ。それくらいオススメなんだから。
・引っ越すのに適した月とは
引っ越し屋さんは2・3・4月が繁忙期なので、そのシーズンを外すと割引率は高い。
あ、もちろん相見積もりによる値下げ交渉は必須だよ。
アパート探しも同様だね。3月が大学入学や会社異動などの最盛を迎えるので、めぼしい物件は無い可能性が高い。
もちろんタイミングが合えばどうこう言ってられないから、そのシーズンで動くしかないのだけれど。
→引っ越しの関連記事[転勤族の引っ越し事情]相見積もりで料金1/3になった方法を公開します[ほぼ底値]
・おわりに
「一度きりの人生、くれぐれも慎重に…」というせりふはこの記事の締めにはふさわしくない。
少なくともオカンが歩ませたい(歩いてほしいと願う)キミの人生と、キミの歩みたいキミの人生の違いくらいは、わかってるよね?それがわかっていれば、なにも言うことはありません。
どうせ歳をとるほど慎重にならざるをえないのだから、いまのうちにすこしの冒険、やっちゃおーよ!
両親にこれからも感謝を……
親は過干渉だ、などとさんざん煽ってしまったが、感謝を忘れちゃならないよね。
(例外はあろうが)親の行動のすべては、子を思っての行動なんだということを、尊重しよう。
母の日、父の日にはなにか贈り物を。
じぶんも、いままでなにかプレゼントを贈ったこともなければ、気恥ずかしくてこれからもできないと思う。だけど、いつかしたいなって思った時にはもうできないことなんて、世間でいくらでも聞くよね。年月って取り戻せない。
少しずつでも、感謝の気持ちを示そう。
それじゃあね。

わたなべりょうへい

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