こんにちは!
りょうへい(niconico_ryo)です。
前回、
リバ邸大宮へ遊びに行った
ことをきっかけに、
今回はなななんと
リバ邸大宮管理人である
『ふくろうの会 中川さん』
ともお話するチャンスを頂いちゃったよ。
本当は記事チェックだけでも良かったのに、リバ邸に関わってる人はどんだけ親切なん?
▼ふくろうの会・中川さんって誰だ?
あらためて今回
お話を伺ったのは
一般社団法人ふくろうの会
シェアハウス事業部
中川さん!
シェアハウスの立ち上げに関わった回数は数知れず!
現在は
・リバ邸大宮
・リバ邸越谷
の管理人であり
・リバ邸ブックス
も立ち上げちゃった人
他にもいろいろ。
よくわからない?
とにかく行動力があってすげえってことさ!
▼「ふくろうの会」ってなんだ?
これ、家入さんがフェードアウトしたプロジェクトっていっぱいあるんだけど、そのひとつに「お年寄りと繋がる会」っていうのがあって
※家入一真さん・・・クラウドファンディングサイトのCAMP FIREを立ち上げたり、GMOペパポの元となるpaperboy&co.を立ち上げた連続起業家。連続起業家だから、そりゃもう沢山の会社を立ち上げてるものすげー人。家入さんを神様のように崇めてる人もいるらしいよ。
いまでもググれば政治家の細川護煕(ほそかわもりひろ)さんにスマホ教えてる写真とか出てきますよ
あとでググったら細川さんて、
元総理大臣だって!
それを引き継いでやっていこうって出来たのが「ふくろうの会」です。自治会でスマホ講習会とかやってますよ
ふくろうの会は親会社がIT企業なんですけど、講習会をしたときにお年寄りの方が「自分もスマホ持ちたい」って思うじゃないですか。そのときに親会社からスマホを購入してもらうことができるんですよ
ビジネスとしてすごいうまいですね(保守料で相場の3倍くらい取るのかな?)
こういうのアメリカだとよくあるんですけどね。日本だと「NPO=ボランティアでしょ?」って考えが強くて続かないパターンがありますけど、うちは非営利でもある程度の収益性はあるんです
中川さんはその中でも「シェアハウス事業部」なんですね
ええ。ぼくがシェアハウスをやりたいと思ったとき、いろいろ調べてる中で「法人にしないとムリだな」ってわかってきて
そのとき、ふくろうの会の社長と仲良くなって相談したんです。「法人格が必要なんです」って。そしたら「ふくろうの会のいち事業としてやればいいじゃん」って言ってくれて。それでいまの「シェアハウス事業部」になりました
▼リバ邸ってそもそも何?
「リバ邸」はもともと2013年ごろに家入さんが立ち上げたシェアハウスで、『現代の駆け込み寺』というコンセプトで登場しました
六本木にシェアハウスを作ったのが最初です。そこから色んな経緯で「リバ邸」が増えていったんです
そうなんですね。あの〜よくわからないのが、全国のリバ邸って立ち上げてる人がバラバラですよね?フランチャイズみたいなものでしょうか?
いまちょうど「リバ邸」の体制が変わるタイミングで説明が難しいんですけど、リバ邸は大きく2つに分かれてます
「株式会社リバ邸」と、「そのほかのリバ邸」の2つです
そのほか?「リバ邸」っていうのは勝手に名乗っても良いんですか?
リバ邸ってもともとゆるいところがあって。「リバ邸○○」と名乗るのに特別な許可とか要らなかったんですよ。「連絡すれば自由に名乗れる」くらい軽いノリがありました
ええ、家入さんがツイッターでOKと言ったらそれはOKだってくらいのノリだったんですよ。以前は、ですけど
中川さんのふくろうの会は「そのほかのリバ邸」ってことだね
で、そこから「リバ邸」がNHKのEテレで取り上げられたことがあって
リバ邸には福祉的な要素もあったからでしょうね。そこから「そっち(福祉)でバズるなら、その方向でも盛り上げようよ」という話になりました
※バズる・・・話題になる。盛り上がる。
▼中川さんの立ち上げた「リバ邸大宮」について
この前はじめてリバ邸大宮にお邪魔したとき、行く前のイメージと違って、すごく住みやそうだな〜という印象でした
リバ邸大宮もね〜 いまは平和になってるんですけど、初期がおおごとで、警察も裁判沙汰もあったんですよ
裁判沙汰ですか!?そんなイメージはありませんでした
大変でしたよ。以前、リバ邸でひよこを飼ってたことも書いてたじゃないですか
リバ邸大宮記事の、この部分ね
あ、むかし一回あったのが、室内でひよこ飼い始める人がいたり。
退去したあと孵化器を置いていったんでメルカリで売りました
ご本人登場!
僕です。あの孵化器はこんなおっきくて、卵40個くらい入るいいやつらしくて
1万円でとりあえず出してみたんですけど。出品して速攻売れましたね。安すぎたみたい
あれはみんなの我慢代だったんだね
▼初期のリバ邸はまあ大変だった

家でひよこ飼ってたなんて当時はかわいいもんでした。初期のリバ邸は暴力とか逮捕沙汰とかもあって
家入さんってものすごいカリスマがあるので、バーッと人は集まるんですけど、いっぽうでビジネス的な考えも徹底してるんです。だから、立ち上げたものであっても、離れるときは離れる
何年か前に家入さんが「リバ邸」について発信する頻度がぐっと減ったんですよ。そのとき、全国の色んなところでリバ邸がなくなったり
いまの安定感はめちゃくちゃな時期を乗り越えたからこそなんですね
リバ邸大宮、、生き残ってくれてありがとう。
「リバ邸」自体は現在、全国に10拠点以上あって、海外にもあるよ
▼え!リバ邸大宮の収益ってそんななの?
具体的な数字は言えないんですけど、「赤字にはなってないかな」という位です。人件費とか考慮に入れたら、全然マイナスですね
▼でもシェアハウス運営で得られるものはお金じゃなくて……?
代わりに仕事面では恵まれてます。ウェブデザイナー、映像、照明、プログラマーしてる人たちとか一緒に仕事ができるようになったり、それこそDMMに行った人や「社会貢献したい」って言って国外にいったひともいるし
こういった人脈とすべて繋がってるんで、そこは本当にプラスになってるなと
シェアハウス運営で得られるのはお金じゃなくて人脈だと
こういったコミュニティは今後サロン化していけたらおもしろいなと思ってます。株式会社リバ邸では”ヤるサロン”というブロガー系のイケイケなサロンと組んだりしてるんですが、それとはコンセプトを別にして。そんなのをやっていけたらなと思ってますね
▼中川さんのシェアハウスに掛ける思い
ところで、中川さんはどんな思いでリバ邸やシェアハウスに関わろうと思ったんですか?
もともと社会貢献に携わりたいっていう気持ちもあったし、「おもしろそう」っていう気持ちも強かったですね
面白いことをさいたまでやろうっていう気持ちはずっとありました
リバ邸大宮がオープンして、ようやく運営が安定してきたかな、でももっとなにかしたい!というタイミングでキンコン西野さんのおとぎ町っていう大きな話が入ってきて
おとぎ町・・・キンコン西野さんが「ディズニーランドの倒し方がわかった」と豪語して作った町。リバ邸大宮住民もおとぎ町イベントに参加してる。
たとえば「農業ベンチャーやりたい」とか思っても東京じゃなかなかムリですよね
あと「大宮なら新宿にも1時間でいけるし良いよね」みたいなずっと都心にいる人は感じにくいけど、埼玉にいたからこそわかる強みを、リバ邸大宮はもってると思います
リバ邸大宮は埼玉県にあるので、
以前遊びに行ったときも
『東京に出るには少し遠いしお金がかかる』
という意見もあって
事実そのとおりだけど、
石川出身からすれば
大宮ってめちゃくちゃ
東京に近いとも言える!
あと、おとぎ町については後半記事でも取り上げてるのでチェックや~!
▼中川さんのシェアハウスに対する考え方
やっぱり儲けは考えてなくて「おもしろそう」がいちばんです。シェアハウスって、労力と利益が見合わないところがあって
そうですね、利益を考えると他のことをやった方がよっぽどいいのかなと思っていました
シェアハウスやめようと思ったこともあったんですけど、色んなイベントも参加してる中で気づいたことがあって
シェアハウスっていうのは交流コストがすごく安いんですよね。家入さんも言ってたことなんですけど。
誰か一緒にあれしたい、これしたいとかイベントやビジネスを企画するとき、すぐに相談できる人がそこにいるんですよ
『人脈面で恵まれてる』
という話にも通じているわけだ
仮想通貨を開発したい意欲に燃えてるオレも
シェアハウスに住みたくなってきた!
▼利益に対する考え方
リバ邸によって考え方は違うんですけど、「出た利益は還元したいな」とぼくは思ってます
たとえば運営費とかで出ていったお金の残りが2万円あったとするじゃないですか。「これは運営をがんばった自分の利益だよね」って貰うのももちろん良いと思いますけど、ぼくの場合は「それくらいの利益ならもう還元しちゃおうよ」って発想で。
みんなが恩恵あるものに投資したり、ですね。たとえば
FireTVや
Chromecastを買ったり、清掃回数の頻度を増やしたり。そうしたらみんなの時間が浮くじゃないですか。浮いた時間を使ったら、みんなで何かできるよねっていうことです
そこでまたコミュニティが活性化するわけですね。おもしろい着眼点です
▼「これしないと、シェアハウスっていうのは破綻しますよ」
そもそもやっぱり、コミュニティ運営にお金かけたり、家自体にお金をかけたりしないとシェアハウスっていうのは破綻しますよ。割とすぐに。
そうなんですか?ゴミ屋敷的な感じになったりします?
全然なりますよ!「コミュニティの一生」っていう有名な文章があるんですけど。もともと5ch元管理人のひろゆきさんが言ってたやつです
これだね
【コミュニティの一生】
面白い人が面白いことをする
↓
面白いから凡人が集まってくる
↓
住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める
↓
面白い人が見切りをつけて居なくなる
↓
残った凡人が面白くないことをする
↓
面白くないので皆居なくなる
シェアハウスなんかもまさにこれで。コミュニティを放置してるとそうなるんですよ
なんでりょうへいが
想像できたかっていうと
前職でそれと近い経験があってね。
じゃあどうするべきかっていうと、運営があれこれ回していくことで、面白くなくなるっていう状況をなくさなきゃいけないんですよね
逆にいろいろやってもうまく回んないときは潰した方がいいです。仮に「いま」うまくいってても、回らないなと思ったら早めに潰さないとまずい。
リバ邸墨田も一時期やってたんですけど、墨田はゴミ屋敷みたいな感じになって終わりました。ゴミ屋敷になる前に終わらせようって判断もできたわけです
中川さんへのインタビューは後編へ続く!
後編では
・中川さんと、おとぎ町(キンコン西野さん)の関係
・仮想通貨専門シェアハウス「銭家」
・中川さんの描く「シェアハウスの近未来」
などを取り上げてるよ
質問、問い合わせは→りょうへいのLINE
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2018年で資産500万円→資産1億円を達成するはずでしたが-200万円で決着しました。相場が悪すぎた。
2019年で優良案件を「ネット上」ではなく「人と会って」見つけ続けます。それで将来のお金の心配を無くします。だからあなたも
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