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放射性物質濃度が基準以下となった除染土を全国の公共工事で使うとする再利用の方針案を大筋で了承した。近く同省が正式決定する。方針案によると、管理責任が明確で、長期間掘り返されることがない道路や防潮堤などの公共工事に利用先を限定。
これ。福島県民の皆様にとっては悩みの種で、早急になんとかしないといけないものだから、こうする、こうせざるを得ないってことなんでしょうか?
周辺住民の年間被ばく線量が1ミリシーベルト以下となるよう、用途や期間に応じて放射性セシウム濃度を1キログラム当たり5千~8千ベクレル以下と定めた。
なにが定めた、だ?
自然に生活をしていても被爆はある。除染土による被曝量は、それにプラスアルファで乗っかる形だろうに、なーにが1ミリシーベルト以下となるよう、だ。自然被曝量のこと分かってて無視してるんじゃないのか!だいいち、「被曝量は1ミリシーベルト以下ならオールオッケー♪」なんて誰が言った?許容なのだ。「仕方ない」レベルなのだ。少ないなら少ないに越したことがないのは、当たり前のことなのだ!
これら除染土は公共工事の際コンクリやアスファルトで封じ込めるからハイ解決お終い、か?違うだろう?何十、何百年も放射線を吐き出し続ける土なんだろう?そんなものを全国で活用だなんて、どうかしているとしか思えない。それが一般的な感覚だ。
だいたい、基準値以下なら元の場所に戻せばいいだろ
なぜわざわざ全国へ運び出そうとする?国民全員を、諦観の念に持ち込もうという気がしてならない。
みんなで均等に被爆!これが真の平等だ!ってか?どうしても、日本なんてどうにでもなってしまえとか、そういう悪意めいたものすら感じてしまう。
この国に逃げ場なんてないのか?それとももう、こんなことは国の言う通り誤差のことだからと、気にせずに寿命を終えたほうがいいのか?
でも、いざ自分自身ががんに罹った時、「自然に出てきたものだから仕方がない」と、本当に心の底から納得ができるのか?自分にはその自信などない。
とうてい許容などできない、というのがニュースが目に飛び込んでからの率直な感想である。日にちも経てば、また違うかもしれないが……

わたなべりょうへい

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